日経の真意
昨日、プレジデント誌向けの取材で、日本経済新聞社に取材に行ってきました。
日経といえば話題は電子版。取材も電子版に関するものです。
ちょうど、昨日あたりから、「日経が電子版へのディープリンクをポリシーで禁止している」旨、様々なところで物議を醸しています。
日本経済新聞社で電子版の編成・戦略構築を担当する、デジタル編成局 編成部 次長の八田亮一氏をちょうど取材中でしたので、その真意を聞いてみました。
プレジデント誌向けの記事は、趣旨が少々異なるものを依頼されています。その中で書くよりも、別の場所で公開した方が良さそうですし、コメントを聞いてみると、彼らの真意を知ることには価値もあると思いましたので、ここでそのコメントを抜粋しておきたいと思います。
以下はその発言の抜粋です。
・リンクポリシーについては、皆さんのご批判は十分に理解している。現在、ポリシーについて色々と検討している最中。
・個人的には、紹介していただいて、ソーシャルなネットワークで活用していただくというネットの世界での考えは十分理解している。諸外国の有料版サイトの運営例もウォッチしている。有料版へのリンクを非契約者が見た場合も、単に排除するのでなく、記事の一部は表示するとか、その日一度目の訪問なら全文見せるとかいった「工夫」も考えて行きたい。一方で、日経の記事は、リンクのつけ方によっては個別株式銘柄の推奨ととられかねないこともあり、ポリシーが慎重になっている点も理解いただきたい。
・警告と禁止を含めた厳しいポリシーになっている理由は、「リンクを排除したい」という意識ではなく、大量に無断引用を積み重ねて顧客誘導するような悪例に対処したかったから。
・電子版はまだ産まれたての赤ん坊。価格にも使い勝手にも問題があると理解している。どんどんご意見いただきたい。我々も勉強しながら、改善を積み重ねていきたい。
・検討事項には当然、iPhone/iPad/Kindle版や、テレビ版も含まれている。ただし、実現時期や順番、サービス形態はまだ公開できる段階ではない。
これらのコメントがあっても、日経が公開している現在のリンクポリシーは、あきらかにお粗末なもので、現状を反映していません。操作性の面でも、機能の面でも、もちろん価格の面でも、理想からはほど遠い状況です。その点については、取材中にも八田氏にも様々な提言・注文をさせていただきました。(例えば、見出しはすべてRSSで提供して欲しいと言うことや、電子版だけの場合ならば、版面通りのものをオンデマンド印刷できる機能・権利も欲しいということ、価格も再検討して欲しい、といったことは伝えています)
不完全なことは彼らも理解しており、改善を考えているのもまた事実です。単純に揶揄するのは簡単ですが、それだけではなにも起きない。
欠点を指摘して修正を期待してみてもバチはあたらないはずです。
見捨てるなら、いつでもできますから。
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ついったー。totoronです。 最近よく思うのは、Twitterを使うようになってきたので、ブログ自体の更新頻度が下がってきている、と。まだまだRSSに登録されている数の方がTwitterのフォロー数よりも圧倒的に多いのだけれども、きっとそういう状況も変わってくると思います。R..... 続きを読む
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