重版決定しました
クラウド・コンピューティング ウェブ2.0の先に来るもの、重版が決定しました。
お買い上げ、多謝いたします。
実質的に8日より発売になったのですが、休み明けの13日には重版が決定したとのこと。これまでに私が出した本の中でも、もっとも速いペースで売れています。まだお手にとっていない方は、ぜひご一読をお願いいたします(笑)
さて、CES取材でも感じたのが、この本で書いた傾向は、はっきりと、より急速に現実化する方向にある、ということです。
アメリカの場合、テレビのインターネット接続が急速にすすんでいます。Intel/Yahooが規格化する「TV Widget」を採用するメーカーが激増している状況で、米国市場大手の場合、パナソニック以外はすべて賛同し、対応テレビのデモンストレーションを行っていました。あるメーカー担当者は次のように話します。
「組み込みの貧弱なウェブブラウザで、無理矢理独自のサービスを表示するような形は、もうニーズに合わない。日本でも同じようなサービスを導入できればいいのだけれど」
また、ソニーやサムスンがChumbyに賛同、ChumbyのWidgetをそのまま使える機器の市場投入を検討している、というのも、同じ流れといえるでしょう。
テレビなどの家電で使えるネットサービスを、PCと同じ技術で、同じものが使えるという流れは、まさにクラウドのひとつの形を表したものです。ある意味当然のことではありますが、「ネット上に提供される情報」「ネット上で公開されるサービス」はPCのものではなく、ネットへの接続機能を持った、あらゆる機器で使えるべきものである、という姿が、ようやく実現しつつある、といっていいでしょう。
他方で、アメリカ市場の冷え込みは、かなり深刻なものとなっています。幸いなことに、昨年末のテレビ市場・ブルーレイ市場は堅調であったものの、消費者が遊興費に充てる額が大幅に減りつつあるのは事実。ラスベガスの街は、これまでにないほど人が少なく(といっても、相当な人出であるのは事実なのですが)、普段なら数百ドルもとるような超高級ホテルでも、一泊90ドルで泊まれる、というくらいの不景気ぶり。家電メーカーなども、コスト削減のため、人件費のカットはもちろん、設備投資を大幅に凍結するのでは、大規模投資計画の見直しが続くのでは……との噂が耐えません。
「なら、クラウドなどというまだよくわからないものへの投資はしないのでは?」と思われるかも知れません。
確かに、ある程度減速はするでしょう。しかし、むしろこのような厳しい状況に対応するために、クラウドの導入を考える企業がでそうです。
企業にとってクラウド化するということは、企業のコンピュータ・リソースの一部を、ニーズにあわせて流動化できるということでもあります。言い方を変えれば、かの悪評高き「派遣社員利用による雇用の流動化」に近い特質をもっているわけです。クラウドを採用したからといって、コストはさがりません。ですが、その特質をうまく使うことで、社内リソースの有効活用が可能となるのは事実です。
設備投資がきびしい中で、いかに適切にコストをかけるか。
平凡でシンプルな話ではありますが、現在クラウドが置かれているのは、そういう状況なのです。
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googleの凄さ - その1(本文)
それは、ネットワークというものの無限の可能性である。
簡単に言えば「ただ繋がるかどうかだけでしょ?」という感じで軽く考えていた。
これは昔からのマイコン世代に比較的多いかもしれない。
「ネットホリック」という言葉がある。ネッ... 続きを読む
受信: Feb 6, 2009 9:03:28 AM

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